声の速度は約340m/秒。①
・・・声の速度は約340m/秒。
この公式は、よく聞くもので、
『だから何?』
という公式なのですが、
コミュニケーションや、
歌唱表現の面でも意外と奥深く、、、
今日はその、
声(音)の速度は約340m/秒
という事実を、
鳥山的に紐解いていきたいと思います。
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単純にその公式について詳しく説明されているサイトないかなーと探していたら、
ありました!!
↓
ここから引用して解説していきます。
まず、
音は物質の中を伝わるので、
伝える物質によって音の速さはちがいます。
空気中の音速…約 340m/秒(1気圧・気温15℃のとき)
この数値は覚えておきましょう。
※1秒間に約340m進むので、
約3秒で1km 進みますね。
雷が鳴ったとき、光ってから鳴るまで何秒か数えておくと、「1・2・3」で約1km先、
「4・5・6」で約2km先、
というように、
そのとき雷がどのくらい近いかわかります。
このように、
音にはスピードがある。
ということ。
普通に生きていると見落としがちの事実。
音に対する距離は、
離れれば離れるほど、感じますが、
まぁ日常会話程度では、そこまで意識する必要もないことかなぁと思います。
が、しかし、
まず、
ここが大事なのですが、
「見えてから音がするまで」という形の問題が多いですが、
「見える=光が届く」
「聞こえる=音が届く」と
いうことなので、
光と音の速さの差を考えがちですが、光の速さは音の速さに比べて問題にならないほど速いです。
光は一瞬で届くと考えていいです。
というほど、
やはり、
比べ物にならないほど、
視覚情報が、
まず第一に脳にきます。
その次にほんの少しだけ遅れて
聴覚への情報が来ます。
この差を、突き詰めていくと、
『コミュニケーション上では、
やっぱ見た目が大事なのでは?』
と思いがちですが、
情報がかすかにでも遅れてくるからこそ、
『聴覚への訴え』
に対しての方が、
受け取る側は、敏感になるのです。
目は反射、
耳は理解。
という感じですかね。
ようするにこれでも、
光よりも、速度をハッキリと持つ、
声、の重要性がわかります。
そこに発声に必要な呼吸のスピード、
滑舌のスピード、
共鳴、構音までのスピード、etc...
がありますから、
『声』とは、
速度をコントロールできるからこそ、
そのコントロールが、
非常に大切になってくるのでは、
と、思います。
今日はここまでにして、
重要性をとにかく理解をしていただいたら、
次は、 速さの観点での
シーン別の発声のコツをお伝えします^_^
鳥山真翔
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