【コラム】採算。
ずっと自営でやっていると、
『このビジネス面白くない？』
『コラボしちゃえばいいじゃんー』
『一緒にやりましょう』
と、出会う方出会う方から、
よくご提案頂く。
勿論それが吉と出る場合もあるのだけれど、
殆どの方々のそれは、
ただの《ノリ》であって、
時にその《ノリ》を強引に推し進めようとしてくる人がいる。
僕が経営者として大切にしているのは、
ただ単純に
《採算がとれるか、とれないか》
であって、
その場でしっかりと判断して、
採算が取れそうなのであれば、
《ノリ》だとしてもすぐに実行する。
僕は採算の取れる《ノリ》は好きだけど、
採算の取れない《ノリ》が大嫌いだ。
採算とは、1回限りのことではなく、
未来への道しるべも兼ねている。
採算の取れる判断をした時の、
僕のその行動の早さに、
人からするとただノッてるように見えるかもしれない。
実際はそのスピードの中にも、
因果関係や市場を見たり競合を見て、
ざっくりとしたスケジュールやプロモーション、予算、『リアル』収支計画を立てる。
みんなこの『リアル』がない。
いつでも画竜点睛に欠く。
うまくいけば『リアル』に社会貢献だってできる。
僕は独立したての20歳前後の時から数年間、
尊敬する経営者の方々に会うたびに、
鼻くそを飛ばすかのごとく、
門前払いをされ、
それがなぜだかもわからず、
ただのクソジジィどもだな、
と思ってた。
けれど、今は、
そのクソジジィどもの気持ちが痛いほど分かるし、
それを交流会？などにいけば沢山の人から感じてしまい、残念な想いをする。
無駄な話から生まれる奇跡も沢山あるけれど、
本当に推し進めたいのであれば、
しっかりある程度考えた話と推進力を持っていただかないと、
無駄な時間となる。
、、、、
ただの愚痴を書いたんだけど、
なぜ今これを書くかというと、
さっき行きつけの中華のランチを食べながら、、
『美顔ボイトレ』を閃いた時以上の興奮するアイディアを思い浮かんでしまったからだ。
とてつもなく興奮して、
すぐに誰かに話したいなと思ったけど、
話したい人は限られてくるし、
ただ、僕の頭の中では《ノリ》ではなく、
しっかりとした企画書を頭の中で10ページぐらい構成出来ている。
しかるべきところに然るべきアプローチだけをすれば済む話だと思った。
、、、
《夢を見ながら、採算も取りたい。》
そんなこと、
頭さえ使えば簡単だと思う。
鳥山真翔
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