『フェイクスマイル』でストレスホルモン軽減!
こんにちは。鳥山です。
『鳥山式美顔ボイトレ®︎』で、発声訓練と共に、より豊かな笑顔を作るにあたって、日々研究が行われています。
『笑顔』のもたらす良い効果のエビデンスを、もっともっと皆さんにお伝えしたいので、
最近読んだ文献から、
興味深い内容を、皆さんにお伝えします。
楽しくないときでも、笑顔を作るとストレスが軽減される。
ドイツ、マンハイム大学の研究で、
グループごとにストロー状のものを、
顔の様々な箇所でくわえたりし、表情を固定しながら、
それぞれ漫画を読む、という実験を行ったところ、
『強制的に笑顔を固定されるように漫画を読んだグループ』
が、もっともその漫画を面白く感じていた
という研究結果が出たそうです。
しかも、微笑む程度よりも、
顔全体の筋肉を使う笑顔のを作ったチームの方が心理的ストレスを減らせるという研究結果が、
科学的に証明されたのです。
脳を『ごまかす』行動療法
先ほどの研究結果に対し、
「でも、辛い時に笑顔なんて作れないよ・・・」
という意見もあるかもしれません。
しかし、
人の脳において、
『体が先で、脳はあとから考える』
というキーワードが、科学的に常識となりつつあるのです。
例えば、脳波計をつけて、
『じゃんけんでパーを出そう』と頭の中で思い、その行動を認識するよりも、
『じゃんけんでパーを出そう』と、
思考よりも、筋肉へ信号が送られる方が350ミリ秒も早い、
という研究結果があります。
つまり 『体が先で、脳が後。』 というのが、現代の科学的な常識なのです。
体の行動次第で、脳の行動も変わる。
わざわざ笑顔になりたい、ともがき、苦しまなくても、
笑顔をつくれば、笑顔を作れるような気分になってゆくことが、
科学的に証明されている事実なのです。
正しい筋肉を使った『フェイクスマイル』を。
ここまでに記載した理論を利用し、
脳をごまかすためには、「本当に笑顔になった時」と同様な筋肉を動かす必要性があります。
美顔ボイトレ鳥山真翔考案美顔ボイトレ®
では、本来人間が、赤ん坊の時に使っていた筋肉をもう一度正しく使って笑えるように、呼び起こします。
日本人は、よく動く人でも、
表情筋が、約20〜30%しか動きません。
僕は、年間数千人のレッスンを行いますが、
そのデータは本当だという実感を、体感から感じています。
特に、専門家の僕が必要だと提唱する、
顔の上半身 の筋肉(鼻より上)を意思に沿って動かすことのできる方は、1000人いたら2〜3人、の世界です。
ということは、感情のコントロール(特にポジティブな)が、外国の方々と比べ圧倒的にうまくいかないのは必然となってしまいます。
とはいっても、正しい笑顔、とは大変難しく、
『口を開いて、お腹のみぞおちから・・・』
というよくある笑いの訓練は、このフェイクスマイルの概念からは間違っている場合が多いのです。
口を大きく開く、のではなく、
顔の上半身、をコントロールできる筋力 が本来、僕たちが猿の頃から行われていた自然なスマイル。
その笑顔を取り戻せば、ストレスフリーな生活間違いなし!です。
ぜひ、試してみてくださいね。
鳥山真翔
↓鳥山式美顔ボイトレ®︎公式HP↓