美顔ボイストレーナーの日常。by鳥山真翔

話題の『美顔ボイトレ』!!数々の著名人の声を変えてきた鳥山真翔によるブログです。

【エッセイ】声に関することを書かなければというジレンマ

昨日、僕のメソッドを集約した本が遂に発売された。

嬉しい気持ちを抱きしめながら、

既に本を書店で買ってくださった方から、

レッスンへのお問い合わせもいただいた。

 

偶然書店で出会った僕のメソッドに救われました、と、早速想いを伝えてきてくれる方もいる。

 

僕の本です。

https://www.amazon.co.jp/dp/4396616716/ref=asc_df_43966167162524771/?tag=jpgo-22&creative=9303&creativeASIN=4396616716&linkCode=df0&hvadid=296092637518&hvpos=1o1&hvnetw=g&hvrand=14016152357469735473&hvpone=&hvptwo=&hvqmt=&hvdev=m&hvdvcmdl=&hvlocint=&hvlocphy=20636&hvtargid=pla-572024721514&th=1&psc=1

 

本ブログのアクセス数も昨日はいつもの数倍に伸び、

一時的に、いつもよりも僕の発信に注目が集まっているのがわかる。

 

だけど、当の僕は浮かれながらも、

なんだかんだ、いつも通りの日常を送っている。

 

声に関することを書かなければ、、

声に関することを書かなければ、、、

声に関することを書かなければ、、、、!!!

 

 

と、脳はいらんプレッシャーに襲われながら、

 

人の期待をよそに、

僕は結局パソコンに向かい、

人狼殺』

というネトゲをひたすら無意味にやり続け、

YouTubeの裏垢で実況をして人を楽しませている。

 

人狼殺で村人を吊るたびに

『何をしてるんだ、俺は!!!』

と膝を叩きながらも、

 

夢が叶った今日も、

結局いつも通りの日常を送っている。

 

 

フースラーの本を読み返してみた。

 

さすがにこのままではまずい、

と、家に大量に積み重ねられた本の山を漁り、

ボイストレーナーとして、

知識を深めるために読んできた本を読み返してみた。

 

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そういえば、

ボイストレーニング業界で、

世界中で未だに超理論派、

大巨匠として称えられている、

フレデリック・フースラーの『Singen』は、

当時、感覚派クソボイストレーナーだった頃の僕には、

ほとんどさっぱり意味がわからなかったのだけど、

 

年々、その意味がわかるようになってきた。

 

フレデリック・フースラー『うたうこと』

https://www.amazon.co.jp/%E3%81%86%E3%81%9F%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%A8-%E7%99%BA%E5%A3%B0%E5%99%A8%E5%AE%98%E3%81%AE%E8%82%89%E4%BD%93%E7%9A%84%E7%89%B9%E8%B3%AA%E2%80%95%E6%AD%8C%E5%A3%B0%E3%81%AE%E3%81%B2%E3%81%BF%E3%81%A4%E3%82%92%E8%A7%A3%E3%81%8F%E3%81%8B%E3%81%8E-%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%87%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%83%95%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%BC/dp/4276142520

 

年々トレーナーとしての経験を重ねていくと、

やはり 喉頭懸垂機構』 を、いかに 機能改善していくか、

に特化していく。

 

勿論僕の『美顔ボイトレ』も、フースラーの提唱する発声法も、

その点に関しては一緒で、

 

そこに着眼している時点で、

この世に存在した人間の中で本当に数少ないボイストレーナーであると言える。

 

しかし、では、フースラーの存在を、

本を出させていただくぐらいのボイストレーナーとしての僕ですら、

自宅の本の山に埋もれさせているのに、

 

その理論は一般の人に浸透しているはずがない。

 

その素晴らしい理論が業界だけでなく、

色んな一般的な概念を大きく覆すことができなかった、

それには大きな原因がある。

 

 

フースラーですらたどり着けなかった領域に、僕はゆく。

 

  • 喉頭懸垂機構を鍛える
  • 腹から声なんて出ない
  • ミックスボイスの概念が間違っている
  • 呼気の量ではなく当てどころ

 

なんて話も、今読み返せば僕と同じことを彼は伝えている。

 

それは当時のボイストレーニング業界にとって大変衝撃だったようだ。

 

ただ、僕は一つ声を大にして言いたい。

 

ボイストレーニング業界ってなんだ?

何それおいしいの?

 

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この世には、、、

いや、、人の数だけ、

ボイストレーニングが必要であるのに、

 

ボイストレーナーにだけわかるような

そんなメソッドを作ったところで、

そんなメソッドは結局打ち止めとなる。

 

そもそも、基本的にボイストレーナーとは、指導者として、優秀でない場合が多いのだ。

 

野球だって、優秀なプレイヤーは優秀な指導者であるとは全く限らないのだ。

 

そこで、

僕が考えるに、一番必要なことは、

 

母が子に、箸の使い方を教えるような、

 

そんな日常的な、常識的な、当たり前な、簡単な、

そんなメソッドに辿り着かせることが、

皆さんに浸透するために、

一番大切なのだ。

 

僕の『美顔ボイトレ』は、それを叶えるために必死だ。

 

今回の本も、

とてもとても噛み砕いた中で、

とてもとても簡単な言葉で書いた。

 

これに対して、鳥山真翔とは、

感覚派クソボイストレーナーだなと、

どこぞのウンチクオバケボイストレーナーから批判を喰らうかもしれない。

 

(ウンチクオバケボイストレーナーの皆さんが遺してくださったものは指標になっているので、

感謝してもしきれない。)

 

だけど、僕は、あえて、

輪状甲状筋、後輪状、外披裂筋、声帯閉鎖、ベルヌーイの定理、なんて言葉は一言も使わなかった。

 

全てを知った上で、

最も簡単に、

全てを解決できるメソッド

 

を僕は目指している。

それを僕は編み出したのだ。

 

 

https://www.instagram.com/p/Bpql9R1AakY/

↑鳥山真翔インスタグラム

 

 

書店に並ぶ『美顔ボイトレ』の本を見ても、

自分でも、

 

『まじか!!ボイトレか!!?』

 

ってガチで思う。

 

ボイトレの本が、

音楽のコーナーではなく、

 

美容の、新著の、目立つコーナーに置いてあるのだ。

これは僕にとって大変本望だ。

 

 

全ての人に、

声が変わる可能性、希望を与え、

興味をもってもらい、

僕はフースラーをも超えるのだ。

 

 

というか、超えたのだ。

 

 

みんな、応援してください。

ネトゲ厨が、こんなに社会貢献をしようと頑張るのだ。

 

コンプレックスだらけの、

陰気で引きこもりな僕は、みんなの味方だ。

 

それでも、美顔ボイトレだけは、伝えたいんだ。

 

 

本を買ってくれたみんな、ありがとう。

 

 

読んでもらったことを、

ぜひ隣にいるみんなの愛するだれかに、

 

次の世代の子供たちに、伝えて欲しい!!!

 

 

 

よろしく、

 

 

 

さぁ、ゲームに戻ります。

 

 

 

 

鳥山真翔

 

 

 

 

 

↓鳥山真翔公式HP↓

鳥山真翔考案美顔ボイトレ®

 

 

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