駄文。白。
汚れた世界の中に、
白いものがただ一つ。
それに想いを馳せて、
僕はただこの道を歩く。
揺れる坂道 、下北沢。
改札へ向かわず線路を眺める。
電車でも、歩いても、
どうせ
進んだ距離は変わらないのなら、
歩いた方がマシだなって思えるのは、
この世界が汚れているからだ。
今日の答えは今日出して、
明日の答えは明日出そう。
古着屋で働くお兄さんと、
子供の頃学校で育てたヒヤシンスの球根が、
まったく同じ脳の部屋に、
カテゴライズされる。
僕はどこに根を張り、
僕はどこに花を咲かすのだろう。
揺れる坂道 、下北沢。
改札へ向かわず線路を眺める。
言葉をいくら紡いだって、
いくらこの道を歩いたって、
途方のない気がするのは、
本当に途方がないからだけど、
僕は言葉を紡ぎたいし、
いくらでもこの道を歩きたい。
シンプルなこと、は、
強欲で我儘なこと、ではない。
きっと、
歩かないよりは歩いた方が、
探している白は見つかるだろう。
買ったばかりのスニーカーは、
汚れた世界に汚されたけれど、
それと引き換えでも歩いた方が、
探している白は見つかるだろう。
それに想いを馳せて、
僕は、これからも、
歩き続けよう。
白、を探しに、
出かけよう。
そうすれば、
汚れた世界も、
真っ白に誤魔化されるからね。
もう、大丈夫だよ。
おやすみ！
鳥山真翔
東京都内のビューティー（美容）講座「話題沸騰中！カリスマによる『美顔ボイトレ』で声も顔も美しく♡」by 鳥山 真翔 | ストアカ
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